木村拓也さんと草薙剛さんが夢で対立?
今週のお題「私がアツくなる瞬間」
SMAP木村拓哉(42)が、タモリ(69)とSMAP草なぎ剛(40)が語った「夢があるようじゃ人間終わり」という考えに対して、自身の見解を述べた。
10日深夜放送のフジテレビ系「ヨルタモリ」では、タモリ扮(ふん)するジャズ喫茶のマスターが「夢があるようじゃ人間終わり」「夢に向かって頑張る人にとって夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる」と持論を展開し、ゲストの草なぎも「夢に向かって頑張ってるなら、夢がかなっちゃったらどうするのって話」と相づちを打っていた。
タモリさんも冷めた目線というか熱くならないのが売りで、番組の中での話ではありますが、ちょっと若い視聴者向けのメッセージとしてはさびしい感じですよね。
で、草薙剛さんの相槌がもうちょっと残念で。
自分はジャニーズで若くしてデビューして、でもSMAPでも売れるまではそこそこ苦労していて、たくさんの後輩たちの「夢」となってきたわけですよね。「売れたい」と思って本人の努力もされてきたでしょうし、多くのスタッフのサポートの上で今の草薙さんの成功も成り立ってるわけで。
木村拓也さんの反論
で、同じスマップの木村拓也さんが「ちょ、ちょっと待てよ!」と反論するわけです。全然別の番組ですけどね。
「僕は(夢は)必要だと思う」と返答。「目標とか夢って人それぞれ距離感とか大きさがあると思うけど、僕は持ってたほうがいいんじゃないかと思うな」と語る。
また、「夢がかなったらどうするのか」という言葉にも、「僕は夢がひとつじゃない。たとえば行きたかったところに行けたとしたら、『夢はかなうんだ。じゃああそこにも行きたいな』って思う。『かなうんだったら次も夢を持つべきだな』と思う」「夢はかなった時点でさよならのものではないし、ストックされるものじゃないですか」とやんわり反論した。
なんか常に上を目指してるキムタクらしいですよね。
こういうのを暑苦しいという人もいるかもしれないけど、もうSMAPも大人で団塊ジュニア世代。こういう人たちが「もう一がんばりしようや!」ってならないと、今の10代20代も何を目指して、何をやったらいいのか、わからなくなっちゃうような気がします。
普通、夢がかなうころには次の夢(欲?)が出てくるもんだと思いますよ。